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【薬剤師採用】コストを抑えつつ応募を集める方法とは?中小規模の病院・調剤薬局向け

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薬剤師の中途採用を行っている病院や調剤薬局の人事担当者の中には、「求人を出しても応募が集まらない」「採用したい人材から応募が来ない」「採用コストばかりがかさんでしまう」といった悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
薬剤師業界は以前から地域による薬剤師の偏在が課題となっています。さらに近年は、店舗数の増加やなり手不足も重なり、薬剤師採用の難易度は年々高まっています。

特に中小規模の調剤薬局や病院では、限られた採用予算の中で応募者を集めなければならず、「人材紹介会社への依存度が高い」「採用コストが増え続けている」といった課題を抱えるケースも少なくありません。こうした状況の中で、採用コストを抑えながら応募を集めるには、採用手法や求人情報の見せ方を工夫することが重要です。

本記事では、病院や調剤薬局の人事担当者向けに、薬剤師採用のコストを抑えながら応募を集めるための実践的なノウハウをご紹介します。

 

採用要件を洗い出す

薬剤師を採用することを決めたらまずは、採用要件を決めます。いつまでに採用したいのか、採用できないときはどうするのかも考えましょう。例えば、雇用形態を正社員からパートに変える、派遣を雇う、勤務時間を変えて募集するなど緩和できる条件を検討しましょう。

 

  • 雇用形態(正社員、パート、業務委託)
  • 一般薬剤師or管理薬剤師
  • 勤務地
  • 勤務時間
  • 年収相場
  • スキル(在宅の経験あり等)
  • 年齢

 

ポイント

  1. 採用要件は理想的なものだけではなく、条件を緩和したものも考えましょう。
  2. 年収に関しては、経験3年、5年、10年の目安の金額を社内で決めておくとよいでしょう。
  3. 中小規模の病院や薬局は、大手ドラッグストアや調剤薬局と比べると福利厚生が少ない、キャリアアップが見込めないなどのデメリットがあります。配属店舗や勤務時間、一時金の支払い、年収など、調整できる範囲でかまいませんので、求職者が魅力を感じるような勤務形態を検討するとよいでしょう。
  4. 転職理由の中で「年収UP」というのはよく言われることです。経営上、年収が出せない場合は休みを取りやすくする、福利厚生を充実させるなど工夫をすると良いでしょう。

リファラル採用や無料サイトへの情報連携はマスト!

採用要件が決まったら、募集手段を決めます。低コストでの採用を目指すなら、まずはリファラル採用を見据え、従業員をはじめ、薬局や病院に出入りしている医薬品卸やMR、医療機器メーカーの営業などに新たに薬剤師を採用したいと考えている旨を話すと良いでしょう。ポジションによっては、新規採用に関して従業員に知られたらまずい場合があると思います。そういうケースの場合はリファラル採用を避け、情報管理に注意しましょう。

 

つぎに、自社のホームページやSNSをはじめ、ハローワークなどの無料サイトへの情報連携を進めましょう。
求人検索エンジンであるindeed、Googleお仕事検索、求人ボックスには無料プランと有料プランがあります。求人検索エンジンは自身で運用する必要がありますが、低予算で出稿できるので、有料プランを利用するのがおすすめです。
なおエニーキャリアでは、無料で使える(有料プランあり)薬剤師専門の求人&PRサイト「ファーマボックス」があります。成約した際にも料金は発生しませんので、併せてご活用ください。

 

 

そして最近はAIを使って求人情報を探す求職者も増えています。AIや検索エンジンに情報を見つけてもらいやすくするためにも、自社サイトや求人情報を充実させておくことが重要です。 「箇条書きで分かりやすく書く」「『東京都中央区の調剤薬局』のように主語やエリアを明確にする」など、テキスト情報を整理して公開することを心がけましょう。

 

無料~利用できる媒体例

自社のホームページ

ホームページをお持ちの医療機関の方はHPに募集要項を出しましょう。中小規模の病院や薬局の場合は、知名度が低いことから、公式サイトから直接応募がくることは稀ですが、薬剤師向けの人材紹介会社がその募集要項を見ることで募集していることがわかり、人材紹介で応募につながるケースがあります。応募数を増やすためにも面倒だからと放置せずに積極的に発信していきましょう。

 

ハローワーク

ハローワークには年間450万人のユーザー(2024年度調べ)が登録をしています。管轄の職業安定所にいけば企業の登録から求人の掲載方法まで丁寧に教えてくれます。ぜひ足を運んでみてください。

 

求人検索エンジン

Googleお仕事検索(Google for Jobs)やindeed、求人ボックスなどの求人検索エンジンには無料で使えるプランがあります。応募者と直接やり取りすることができ、実際に採用となった場合は成約金はかかりません。無料プランのほかに有料プランもあります。低予算でも広告を出稿できるのでぜひ有料プランもご活用ください。

 

有料だが応募が集まる可能性が高い媒体にも掲載を

ここからは有料であるものの、応募があつまりやすい媒体を紹介します。特に短期間で採用を進めたい方は、有料媒体の活用が大切です。

 

薬剤師専門や医療系総合求人サイト

薬剤師採用において最も主流なのが、求人サイトです。薬剤師は一般の転職サイトよりも医療分野に特化した専門サイトを利用する傾向が強いため、掲載を検討しましょう。

ファーマボックスのように薬剤師専門の媒体もあれば、看護師やコメディカル等も一緒になった医療系総合求人サイトもあります。掲載費用や成果報酬の有無、金額など検討する要素は多いですが、短期間で確実に応募数が集まる媒体が多いので、活用しましょう。

 

人材紹介会社(エージェント)

薬剤師の転職において、人材紹介は依然として有力な採用チャネルの一つです。 知名度の高い大手調剤薬局やドラッグストアでも応募を集めるのに苦労することを考えると、中小規模の医療機関においては活用した方がいいと思います。

人材紹介のメリットとしては前述した通り応募が集まりやすい点と人材紹介会社のスクリーニングを行ったうえで紹介してもらえるため、ミスマッチが起きにくいという点です。一方、デメリットとしては採用が決まった場合は年収の20〜30%程度の紹介手数料が発生することです。いつまでに何人の薬剤師を採用したいか考え、予算を検討しながらどの媒体を使うべきか考えましょう。

なお、従業員に内密にしたい場合や、応募するポジションがハイレベルな場合も人材紹介は相性が良いでしょう。

 

求人票の書き方に注意。コンテンツも積極的に発信を!

募集手段を決めたら、次に重要なのが求人票の内容です。同じ条件でも、伝え方次第で応募数は大きく変わります。

 

ポイント

  1. 業務内容は具体的に書く:「調剤業務」だけでなく、在宅の有無や処方箋枚数、科目なども記載しましょう。
  2. 職場の特徴を明確にする:研修制度の有無や資格手当の有無、キャリアプランについて言及しましょう。「人間関係が良い」「残業が少ない」などは求職者が重視するポイントです。
  3. 写真や数字を活用する:離職率、有給取得率、平均年齢などの情報は信頼性を高めます。写真は会社の写真だけではなく、従業員の写真なども掲載すると良いでしょう。

求人票をHPなどに掲載したら、職場の雰囲気や社内のカルチャー、理念などを積極的に発信していきましょう。例えば年収がそこまででない職場でも、自社のHPやSNSを中心にコンテンツを発信していくことで、求職者の興味関心を引くことができ、応募につなげることができます。人間関係の良さや、研修が充実しているなど年収以外の条件で採用を決める人も多くいますので、自社の何が魅力的なのかを考え、発信していきましょう!

 

選考スピードが採用成功のカギ

薬剤師の採用は年々難易度が高くなっています。とりあえず求人票を出して終わりではなく、積極的に情報発信をしていきましょう。自社の強みは何か、どのような求職者に魅力を感じてもらえるのかを整理し、継続的に情報発信を行う必要があります。柔軟な発想と工夫を取り入れながら、自社に合った採用活動を進めていきましょう。

 

最後になりますが、薬剤師は売り手市場のため、内定までの期間が長いとすぐに他社で決まってしまいます。内定までスピード感をもって対応しましょう。特に実力のある求職者は、複数の内定を同時に持っていることが多いため、迅速な対応が重要です。内定後は入社までのフォローアップをしっかりしましょう。内定から入社まで1ヵ月~2ヵ月ほどあくことはよくあることです。その間に内定者の気持ちが離れないように定期的に連絡を取る、書類送付を迅速に送るなどしましょう。

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